
日本では主に駐車場に利用される、モダニズム建築芸術
地震大国・日本の土地に、「ピロティ構造」は適しているのか
都市部で「ピロティ構造」を作るときの利点と注意点

例えばマンガの中で見た、大木の枝の上に作られたツリーハウス。建物の下部がせり上がって、戦闘機やロボットが飛び出していくような構造になっている秘密基地。はたまたおとぎ話の中では、一本の柱によって天高く支えられている天空の地。空想上の世界では、このような独特の形状を持つ、「空中に浮かぶ家」ともいうべきものが数多く登場します。
実はここ日本にも、規模こそ違うものの、「空中に浮かぶ家」が実在します。「ピロティ構造」と呼ばれる、柱だけで上層階を支える構造になっている建物です。日本における「ピロティ構造」の多くは、1階部分が駐車場として利用されています。しかし土地がないといった切実な現実問題から導き出される結論の一つではあっても、見方を変えればその存在にはどことなくワクワクするような感覚を覚えるのも事実でしょう。ひょっとしたら、近所の住宅街や商店街には、「ピロティ構造」の建物が多く存在しているかも知れません。おんぼろに見えるような家であっても、「空中に浮かぶ家」として見れば、印象は大きく違うかも知れません。
ここではそんな「ピロティ構造」の詳細を紹介します。夢と現実、その挾間にある存在を感じてみてください。
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